イラストレーターの使い方6-配置画像の形式について

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私がMacを最初に使った14年前、ソフトはアドビの「イラストレーター」バージョンは確か「5.5」だったと思います。

その当時のイラストレーターは配置できる画像が「EPS」だけで、しかも画面表示に荒いプレビュー画像が使われ、今から考えると大変使いにくいものでした。
それからしばらくして「バージョン7」が登場し、ようやくPSDやJPGが配置できるようになりました。今では印刷用のデータにPSDやJPGを使っていてもあまり問題ないと思いますが、当時はEPS形式が常識で、印刷データにJPGを配置するなどは考えもしないほどのことでした。
イラストレーターの用途も当時の「印刷」主体から「印刷」と「ウェブ」へと変化し、扱える形式もCMYKのみからRGBが加わりデータの作り方も少しずつ複雑になってきて、RGB用データをCMYKで作ってしまい色が変わってしまうなどの単純ミスも起こるようになりました。(実は私はこの手のミスが結構多い)

では今、イラストレーターで印刷データを作るとすれば配置画像はどういう形式が正しいのか。ネット注文する印刷屋の記述を見ても、今や配置画像の形式には言及していないようです。
つまり大手や新しい機器を持つ印刷屋さんには、配置画像は、画面に表示されていれば何でも良いということです。ここで気をつけたいのは「大手や新しい機器を持つ」というところ。
地方や街の印刷屋さんの中には、なかなか最新機器を導入できない印刷屋さんもたくさんあります。クライアントによっては昔のよしみでそんな印刷屋さんを使っているところもあります。私はいつも印刷データを制作する時には、イラストレーター5.5当時の機能だけで制作するように心がけています。バージョン10からの透明や乗算などを使って作ったデータはその部分だけを画像変換して印刷データを作るようにしています。
ですから配置画像も必ず「EPS」です。
バージョン5.5当時の機能だけで作ったデータならトラブル発生は非常に少なくなります。
EPS画像の表示も今はきれいな画像が表示されるようになっていますし、EPSは表示が軽いので扱いやすくなります。いまでは配置画像の形式については「EPS」は考えが固すぎるようで、PSD、JPGでも印刷屋さんからクレームが出ることも滅多に無いようになってますから、単なるこだわりなのかもしれません。

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このページは、t-kageが2009年10月29日 11:10に書いたブログ記事です。

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