以前書いた「色合わせ」では、一般の方との色の確認方法について考えてみましたが、もっとベーシックに印刷・デザインの分野での色合わせのスタンダードな方法を書いておきます。
印刷・デザインの分野での色合わせのスタンダードな方法は色見本で指定する方法で、国内では「DICカラーガイド」での指定がもっともポピュラーです。
日本で印刷に関わる仕事をしている人で「DICカラーガイド」を知らない人はまずいないだろうというほど、「DICカラーガイド」は色指定の必須アイテムです。
「DICカラーガイド」というのは、「DIC株式会社」が販売している色見本帳で、上質紙に「特色」で印刷された数百枚の色チップを束ね、色指定時にミシン目で切り取って添付できるようになっている。
普通 雑誌などカラー印刷にはC(青)・M(赤)・Y(黄)・K(黒)の4色を組み合わせて色を再現するのに対して、「特色」はインクを混ぜ合わせて1色で色を再現します。
ですから、本来4色印刷にDICで色指定などは無意味なのですが、あまり印刷に詳しくない人はDICで指定してくることがあるようです。
「DICカラーガイド」にはいくつかの種類がありもっともベーシックなものは「DICカラーガイドpart1」で、ほとんどの印刷屋さんが所有しているので、色番号を指定するだけで通じると思います。ただし生産ロットによっては若干の色の違いがあるらしいので正確にしたい場合は何版かを指示するか色チップを添付する必要があります。
他にも「DICカラーガイドpart2」「日本の伝統色」「フランスの伝統色」「中国の伝統色」がありますが、こちらは場合によっては所有していない印刷屋さんもあるようですので、その場合は必ずチップを切り取って添付した方が良いと思います。
最新の「DICカラーガイドpart1第19版」には652色が収録されており、普通の人にはこれだけ色数があれば無い色は無いと思うようですが、実際に選んでみるとなかなかイメージ通りの色は無く、他のDICが必要になってきます。(「DICカラーガイドpart2」-637色「日本の伝統色」-300色「フランスの伝統色」-321色「中国の伝統色」-320色が収録されているのですがそれでもイメージ通りの色はなかなか見つからないものです。)







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