フォトショップの使い方-3 補正は画像データを劣化させます

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フォトショップを使う上での基本の話です。
写真の色調補正や明度・コントラスト補正など画像の補正はフォトショップではよく行う作業の一つだと思います。
プロなら誰でも知っていることですが、あらゆる補正は画像データを劣化させながら行われます。これを念頭に置きながら作業を行わないと見栄えを良くするための補正作業のはずがどんどん改悪していくことになってしまいます。
今のフォトショップには「アクション」が搭載されていて、メモリーが許す範囲でいつでも好きな時点の作業に戻ることができますが、不慣れなうちは補正を何度も繰り返しがちで、気が付けば元に戻せないほどの回数を繰り返してしまうことも多いようです。

レベル補正を例にしてみると。

A100212-1.jpg a100212-3.gif

B100212-2.jpg b100212-4.gif

Aは補正前の画像、aはAのヒストグラムで、Bは補正後の画像、bはそのヒストグラム。
Bの方が明るくメリハリも出て見栄えは良くなっていると思いますが、ヒストグラム(明るさの分布を示したグラフ、右側が明-白、左側が暗-黒を示す)を見ると、櫛状になっていることが分かると思います。
ヒストグラムが櫛状になっているのは明度の滑らかな繋がりが無くなっている状態で、この時点では目で見て分かるレベルではありませんが、何度も補正を繰り返すとどんどんひどくなっていきます。

画像に含まれている色調のデータは、基本的に足りない色データを今ある色データで補ったり、今ある色データを削って補ったりしている作業で、足りない色データが増えたり、削った色データの代わりに新たにデータが増えたりすることはありません。
つまり、補正作業は画像に含まれる色データを減らしながら、人の目で見た印象を良くしている作業になります。ですから、補正作業は極力回数を減らし、いつでも元に戻せるようにコピーを残しながら作業を進めることが大切です。

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このページは、t-kageが2010年2月12日 08:23に書いたブログ記事です。

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