フォトショップの使い方の最近のブログ記事

おっ、気が付いたらひと月以上も更新していませんでした。
前回のレベル補正の続きとして、ヒストグラムについて書いてみたいと思います。

ヒストグラムが表示される「レベル補正」画面では、様々な画像補正操作ができます。


100316.gif

私が一番よく使う操作は、画面右下、
a、の「スポイトボタン」でしょうか。
この「スポイトボタン」、左から「黒点」「グレー点」「白色点」を指定できるツールです。
例えば右端の白色点をクリックして選択し、画像の真っ白にしたい部分でクリックすると、自動補正で、クリックした部分を白として諧調を調整してくれます。
「黒点」はその逆、黒にしたい部分を指定できます。
このツールは、ほとんどの画像補正で最初に使うツールではないでしょうか。
特に、ボーッとしている画像等は、これだけでシャキッとする場合もあります。
社内資料など、あまりクオリティーが必要でない画像なら、これだけで十分かもしれません。

bの三角スライダーも、それぞれ左から「黒点」「グレー点」「白色点」を表し、スライダーを移動させることで、画像の「黒点」「グレー点」「白色点」を調整できます。
操作方法は違いますが、先ほどのa、「スポイトボタン」と同じ機能です。
ただし、こちらは各3つの点を同時に調整できるので、「黒点」「白色点」は動かさず、「グーレー点」のみ調節して、暗めの画像を明るくしたり、明るめの画像を暗くしたり、
といった具合に3点を相対的に調節できます。
また、スポイトボタンの場合は、少し色味のある色を白点として指定すると、全体のカラーバランスが変わってしまうことがありますが、こちらの場合はカラーバランスは変化しません(画面上にある「チャンネル」をRGBから変更するとカラーバランスも変化します)

前回、あまり画像補正をするとどんどん画像が劣化すると書きましたが、「イメージ/モード」メニューで通常は8bitになっているところを16bitにすることで、劣化の度合いは比較的小さくなります。(画像が劣化することに変わりはありませんが・・・)




フォトショップを使う上での基本の話です。
写真の色調補正や明度・コントラスト補正など画像の補正はフォトショップではよく行う作業の一つだと思います。
プロなら誰でも知っていることですが、あらゆる補正は画像データを劣化させながら行われます。これを念頭に置きながら作業を行わないと見栄えを良くするための補正作業のはずがどんどん改悪していくことになってしまいます。
今のフォトショップには「アクション」が搭載されていて、メモリーが許す範囲でいつでも好きな時点の作業に戻ることができますが、不慣れなうちは補正を何度も繰り返しがちで、気が付けば元に戻せないほどの回数を繰り返してしまうことも多いようです。

レベル補正を例にしてみると。

A100212-1.jpg a100212-3.gif

B100212-2.jpg b100212-4.gif

Aは補正前の画像、aはAのヒストグラムで、Bは補正後の画像、bはそのヒストグラム。
Bの方が明るくメリハリも出て見栄えは良くなっていると思いますが、ヒストグラム(明るさの分布を示したグラフ、右側が明-白、左側が暗-黒を示す)を見ると、櫛状になっていることが分かると思います。
ヒストグラムが櫛状になっているのは明度の滑らかな繋がりが無くなっている状態で、この時点では目で見て分かるレベルではありませんが、何度も補正を繰り返すとどんどんひどくなっていきます。

画像に含まれている色調のデータは、基本的に足りない色データを今ある色データで補ったり、今ある色データを削って補ったりしている作業で、足りない色データが増えたり、削った色データの代わりに新たにデータが増えたりすることはありません。
つまり、補正作業は画像に含まれる色データを減らしながら、人の目で見た印象を良くしている作業になります。ですから、補正作業は極力回数を減らし、いつでも元に戻せるようにコピーを残しながら作業を進めることが大切です。

切り抜きはあらゆる画像の加工の基本とも言うべきテクニックです。
単純に図と地を分ける以外にも、ちょっとした補正や加工などに切り抜きを使うこことは多々あります。
例えば、白いバックで撮影したモデルの写真を切り抜き、別の背景に合成する場合や、別々の写真の必要な部分を合成して1つの写真にする場合、また背景のみのピントをもっとぼかス場合等、切り抜きは加工の基本として頻繁に行われます。
特に写真の合成の場合、ただ単純に図と地を境界で切り分けるだけでは境界が不自然にはっきりとしてしまい馴染まない場合がよくあります。
この場合、切り分けた後に「境界をぼかす」ことでモデルと背景を馴染ませることができます。
方法としては、切り抜く時にグラデーションの付いているブラシツールで背景を消していく方法と背景を消した後に改めて背景を「選択範囲」メニューの「境界をぼかす」で境界を数ピクセルぼかして選択しから、「選択範囲を反転」して選択し別の背景に配置する方法があります。こうすることで、図と地の境界が馴染み、自然に仕上げることができます。
最初に、一般の人(デザイナー等プロじゃない人という意味で)がフォトショップを使うのは、どんな時かを考えてみました。(もうどっぷりデザイン業に浸かっているので、的外れかもしれませんが・・・)

1 ホームページ・ブログ用画像の作成、修正。
2 仕事の資料づくり。会議資料の添付画像修正など。
3 年賀状作成
4 本格的趣味としての写真撮影の写真加工。

う〜ん、こんなぐらいしか思い浮かびませんねぇ。

とりあえず、仕事としても、趣味としても、画像の修正とちょっとした加工ができるととても便利なので、その辺りを中心に書いていきます。

まず基本中の基本。切り抜きから。

写真の必要な部分のみを切り出すのが「切り抜き」です。
雑誌や広告でよく見る、商品写真やモデルさんだけが四角い枠の無い状態で配置されているものです。
この「切り抜き」のコツは、配置する方の背景色と切り抜く写真の背景色を近づけておくことです。自分で写真を撮って切り抜く場合だけの話になりますが、例えば配置する側のバックが黒で、切り抜く写真のバックが白の場合、どんなにうまく切り抜きしても切り抜き写真の外側が白くなってしまい、配置した時に黒いバックと馴染みません。
これはバックとの間の色が徐々に変わっていくためで、自分で写真を撮る時に、配置する側の背景色が分かっている場合は、その背景色に近い色をバックに撮影すると、切り抜きがとても楽になります。
極端に言うと、双方のバックが同じ色なら切り抜く必要すら無くなります。

さて、始めてのフォトショップの使い方です。

フォトショップは、イラストレーターと並ぶ、クリエイティブ系の定番ソフトです。
以前にも書いていますが、イラストレーターとの一番の違いは、イラストレーターがベクターイメージを扱うのに対して、フォトショップはビットマップ画像を扱うソフトであるという点です。

現在の最新バージョンは「CS4」。
インテルMacでは、バージョン7以前のものは起動すらできません。
普通はOS非対応のソフトであっても、ネット上を調べれば何らかの回避策が見つかるものですが、私の知るかぎりインテルMacでバージョン7が使えるという話題を見たことがありません。そのため、いまだにインテルMacに完全移行できないデザイナーも多くいるようです。


私がフォトショップを使い始めたのは、初めてパソコンを使い出した頃で、バージョンは5.5でした。
当時のフォトショップと今のフォトショップには、基本的な機能に大きな違いは無く、ヒストリーで作業経過を管理できないことや、アクションがまだ無い等、いくつかの便利な機能が無い程度だったように思います。
扱うデータのサイズが数百メガになることが多く、当時の非力なMacでは1つの作業を完了するにも数分〜数十分かかることもよくあり、私はどちらかと言うと敬遠しているソフトでした。そのおかげで、データをできるだけ軽く作る癖が身に付いたのではないかと思います。



  

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